(第10章 プライバシー、肖像権および住居不可侵に反する罪)
2節 住居、法人の所在地および公衆公開施設への侵入の罪

202
1. そこに居住せずして、他人の住居にその居住者の意思に反して立ち入った、または、そこに留まった者は、6月から2年の禁固刑に処せられる。
2. 行為が暴力または威嚇で行われた場合は、刑は1年から4年の禁固刑、および、6月から12月の罰金刑となる。

203
1. 公的または私的法人の住居、本職の事務所またはオフィス、あるいは、公衆に開放されている商業施設または店舗にその開館時間外に、その権利者の意思に反して立ち入った者は、6月から1年の禁固刑、および、6月から10月の罰金刑に処せられる。
2. その権利者の意思に反して、開館時間外に、公的または私的法人の住居、本職の事務所またはオフィス、あるいは、公衆に開放されている商業施設または店舗に留まった者は、1月から3月の罰金刑に処せられる。
3. 暴力または威嚇を用いて、その権利者の意思に反して、公的または私的法人の住居、本職の事務所またはオフィス、あるいは、公衆に開放されている商業施設または店舗に立ち入った、または、留まった者は、6月から3年の禁固刑に処せられる。

204
 法律で認められた場合以外で、犯罪に基づく適法な理由を介さないで、前2条に規定される何らかの行為を犯した官署または公務員は、当該条にそれぞれ規定される刑にその下限を半分上回らせて処せられ、さらに、6年から12年の絶対的公権剥奪刑に処せられる。

 

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通訳案内士(元司法書士) 古閑次郎

スペイン刑法典(2015年版)