(第19章 公的行政に反する罪)
2節 職務放棄と犯罪追求義務懈怠の罪

407
1. 第21章、22章、23章および24章に含まれる犯罪のなんらかを妨げない、または、追求しない意図を持って職務を放棄した官署または公務員は、1年から4年の禁固刑、および、公雇用または公職について6年から10年の個別的公権剥奪刑に処せられる。他のいかなる犯罪を妨げない、または、追及しないために放棄した場合は、公雇用または公職について1年から3年の個別的公権剥奪刑に処せられる。
2. (職務)放棄が、管轄司法機関によって科されたこれらの犯罪に対応する刑を執行しないことを目的としたときは、それぞれ、同じ刑が科される。

408
 自己の職務義務に背いて、通知された犯罪またはその犯人の追求を意図的に開始しなかった官署または公務員は、公雇用または公職について6月から2年の個別的公権剥奪刑に処せられる。

409
 ある公的サービスの集団的かつ明示的違法放棄を扇動した、指導した、または、組織した官署または公務員は、8月から12月の罰金刑、および、公雇用または公職について6月から2年の個別的公権剥奪刑に処せられる。
 ある不可欠な公的サービスの集団的かつ明示的違法放棄に、そのサービスまたは共同体に重大な損害を与えて、単に参加した官署または公務員は、8月から12月の罰金刑に処せられる。

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通訳案内士(元司法書士) 古閑次郎

スペイン刑法典(2015年版)