(第20章 司法行政に反する罪)

5節 虚偽告訴・告発および犯罪偽装の罪

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1. 自己の虚偽または真実への無謀な無視を知って、なんらかの人に、確かであれば、刑事犯罪を構成するであろう行為の責めを負わせた者は、この告発が調査着手義務のある司法または行政職員になされた場合、次の刑に処せられる:
① 重罪を告発した場合、6月から2年の禁固刑および12月から24月の罰金刑。
② 非重罪の場合、12月から24月の罰金刑。
③ 軽罪の場合、3月から6月の罰金刑。
2. 告発者または告訴者に対しては、告発された犯罪を審理した裁判官または裁判所の却下または棚上げ(? Archivo)の確定判決または確定命令の後でなければ(訴追)着手できない。裁判官または裁判所は、主たる訴訟事件から告発虚偽の充分な嫌疑がもたらされる場合、職権で告発者または告訴者に対する(訴追)着手を命じる。ただし、被害者の事前の告発で訴追され得ることを害しない。

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 訴訟手続を引き起こすように、前条に規定される職員のなんらかに対して、刑事犯罪の犯人または被害者であると偽装した、または、存在しない犯罪を告発した者は、6月から12月の罰金刑に処せられる。

 

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通訳案内士(元司法書士) 古閑次郎

スペイン刑法典(2015年版)