(第20章 司法行政に反する罪)
9節 国際刑事裁判所の司法行政に反する罪

471条の2
1. 国際刑事裁判所の制定規則および手続き・証拠規範に従って真実を述べる義務があって、意図的に、当該裁判所の前で、その証言において真実に欠けた証人は、6月から2年の禁固刑に処せられる。偽りの証言が被告人(の利益)に反してなされた場合は、刑は2年から4年の禁固刑となる。証言の結果、有罪判決が言い渡された場合は、4年から5年の禁固刑が科される。
2. 国際刑事裁判所の前に証拠を、それが虚偽である、または、偽造されていることを知って、提出した者は、本条前項に規定される刑に処せられる。
3. 意図的に証拠を破壊または改ざんする、あるいは、国際刑事裁判所の前に証拠調べに干渉した者は、6月から2年の禁固刑および6月から12月の罰金刑に処せられる。
4. 証人を買収した、国際刑事裁判所の前にその出頭または証言を妨げた、または、それらに干渉した者は、1年から4年の禁固刑および6月から24月の罰金刑に処せられる。
5. 当該裁判所の職員を、その職務を果たさないように、または、不当に行なうように強制または誘導するために、妨害、買収または威嚇した者は、1年から4年の禁固刑および6月から24月の罰金刑に処せられる。
6. 国際刑事裁判所の職員に対して、その者または他の職員が行なった職務を理由として、報復した者は、1年から4年の禁固刑および6月から24月の罰金刑に処せられる。同じ刑が、ある証人に対して、当該裁判所でのその証言を理由に、報復した者に科される。
7. 当該裁判所の職員の資格で、かつ、その公的機能の関連で、賄賂を要求または受領した者は、2年から5年の禁固刑、および、要求または受領した賄賂の価額の同額から3倍の罰金刑に処せられる。

 

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通訳案内士(元司法書士) 古閑次郎

スペイン刑法典(2015年版)